安藤雅信著 どっちつかずのものつくり


陶作家で多治見の「ギャルリ百草」店主でもある安藤雅信さんの初の著書「どっちつかずのものつくり」が発売されました。2012年にDiscover Japan「うつわ作家101人の仕事」の取材で安藤さんに初めてお会いした私は、ひらめきに溢れた安藤さん独自のものの見方に惚れ込んでしまい、またそのひらめきを豊富な知識で裏付け、理論だて、他者との議論を楽しむ姿に刺激を受けました。というか、憧れたのだと思います。この方の言葉を残さなければ!そう思いました。そして数年後「本を作りましょう」とお誘いいたしました。あれから4年近く。。。晴れて出版です!この本には、代表作のオランダ皿誕生のストーリー、実用工芸と現代美術、現代美術と茶道の相似性など、現代美術出身の安藤さんが36年間焼物に携わる中で考え体感し、自身のものつくりに影響を与えてきた事柄がつづられています。ご本人いわく、どっちつかずなものつくりは、工芸と美術と生活をゆるやかに繋げ新たな価値観を生み出してきました。対話力にも長けた安藤さんが、坂田和實さん、村上隆さん、大友良英さん、皆川明さん、他分野で活躍する方々と展開する対談もたっぷり収録。面白いですよー。書店、アマゾンに並んでおりますので、ぜひたくさんの方に読んでいただきたいと思います。よろしくお願いいたします!
「どっちつかずのものつくり」
著者:安藤雅信
写真:鈴木静華
デザイン:山口信博+宮巻麗
編集:衣奈彩子
発行:河出書房新社(担当:高野麻結子)